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2018年6月28日 (木)

日本酒:御前酒 菩提もと特別純米無濾過生酒

御前酒 菩提もと特別純米無濾過生酒

特定名称:特別純米
精米歩合:60%
日本酒度:3
酸度:2.1
アミノ酸度:1
原料米:岡山県産アケボノ
アルコール度数:16
酒蔵:辻本店(岡山県真庭市)
製造年月:2018.06

味の分類(主観)
濃淡:濃醇●--淡麗
香り:高い-●-低い
雑味:高い-●-低い
個人的好み:--★★★

海老名の酒屋さんで購入。
名前が「お神酒」みたいなのと、「菩提」もとという聞いたことのない造り。
これは買わねば!

Photo

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裏書きや醸造元の辻本店のHPによると、「菩提もと」は古代製法のひとつ。
近代の酒造りの主流は「速醸もと」と言って、人工的に乳酸を加えて酵母菌を増殖させる造り方。
しっかりした酒が造れる「生もと」や「山廃もと」は天然の乳酸菌を増やして行くやり方。酒母の仕込み中に乳酸菌を増やすんですが、このとき、山おろしと言って、米をすりつぶす作業を行うのが「生もと」、それを廃止して(工程を工夫して)自然に乳酸菌が増えるのを待つのが「山廃もと」(正式には山おろし廃止もと)。
「菩提もと」は、南北朝~室町初期に開発された造り方で、蒸米を水に浸けて乳酸菌が自然繁殖するのを待つというもの。辻本店ではそれに改良を加えて酒造りをしているそうです。

といううんちくはさておき、飲んだ感想です。

特別純米にしては結構香りがあります。ですが、吟醸系のフルーティーな感じとは違って、料理の邪魔をしない良い香りです。

味は結構しっかりしていて、力強い。
鮎の塩焼き、フライ、から揚げと一緒にいただきましたが、食材の味を濃く感じさせるのか、少し「しょっぱい」感じもしました。
濃醇な酒ですが、もしかしたら、味が濃い料理よりもさっぱりした料理の方が合うのかも。
一晩置いて飲んでみたら塩辛さは感じなかったので、料理の影響なんだと思います。

コクはあるんですが、雑味というか深さはそれほどでもありません。酒蔵の菩提もとの解説にある「爽やかな酸味」が理由なんでしょうか。
後味すっきり、という点では良いでしょう。
私としては、もっと雑味がある方が好みなので、星三つにしましたが、濃醇好きの方にも、淡麗好きの方にも合う万人向け、しかもみんなが美味しいと感じる、そんな酒でした。

好みの目安
五つ星:すごく好き
四つ星:日常飲みできるくらい好き
三つ星:買って飲んでも良い
二つ星:お金を出すほどじゃないな~
一つ星:残念!
無星:保存状態が悪いなどで評価に値しない状態

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