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2007年9月15日 (土)

釣りの前に・・・

釣りの前に、ちょっと気になる記事を見付けたので・・・

日経エコノミーのコラムによると、国土交通省の一級河川ランキングで、尻別川、後志利別川【しりべしとしべつがわ】、鵡川【むかわ】、沙流【さるがわ】(以上北海道)、黒部川(富山県)、安部川(静岡県)、宮川(三重県)、高津川(島根県)と並んで、川辺川が水質日本一となったそうです。

この水質の指標は、BOD(生物化学的酸素要求量)を用いており、一位となった河川は、この数値が0.5mg/lなのだそうです。BODとは、水中の有機物などを微生物が分解するのにどれだけの酸素が必要か、という量で、これが多くなるほど有機物などが多いということで、水が汚れていることになるそうです。

川辺川はこのBOD値の低さが日本一ということで、水質日本一、となったようですが、本当にこの指標が水質を全て表しているのか、疑問です。

先ほどのコラムは、沙流川について、やはりこのランキングに疑問を投げかける内容でした。

私もこれに同感。水質はBODだけで測られるものではありません。
確かに、川辺川の水は清冽です。あれだけの規模の川でありながら、かなり良い水質を保っている素晴らしい川です。
しかし、ここ数年の川辺川はおかしい。雨が降ると長い間濁りが取れない。濁りによって川底に泥がたまり、鮎の餌でもある藻類の質が変化しています。地元の人は、この泥を「ヘドロ」と呼んで嫌っています。また、以前はやはり川辺川には見られなかった青ノロが流れてくるとか。青ノロは、水質が悪くなってくると出てきて、汚れを分解して育つものだと私は思っています。水質浄化には役立ちますが、裏を返せばそれだけ水が汚れてきたという証拠。

これ以上、川辺川の水質を悪化させてはいけないのでは。汚れた川辺川では魅力がなくなってしまいます。ダムで地域活性化などは、ここでは特にありえないのです。農水省は利水としてのダムの利用を諦めようとしています。治水面でも、球磨川の水害の例のように、余計に水害の危険性を高めてしまうことも考えられるらしい。そして、水を溜めると一気に水質は落ちます。そんなダムはいりません。今でもすでにダム関連工事のおかげで水質は落ちています。

国交省は、この結果によってダム工事の影響はないと言いたいがためにこんなランキングを発表しているのではないか、と勘ぐってしまいたくもなるのです。

綺麗な川辺川でいつまでも釣りを楽しみたいですね。

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